RICE
かきこめっ!
今年は鳥取県の奨励品種である《きぬむすめ》とお米の王様《コシヒカリ》、もち米の最高品種《ヒメノモチ》を栽培しています。
また、今年度も普通のきぬむすめのほかに、“紙マルチ”を使用し、特別な方法で栽培した《特別米きぬむすめ》もご用意しております。農薬を使わずに栽培した三徳レンジャーこだわりのお米です。
2022年度から新しく《米粉》の販売を開始しました。様々な料理に使いやすい米粉となっております。
☆栽培したお米・米粉の紹介☆
《きぬむすめ》
私たちが活動する鳥取県で親しまれているお米です。お米のおいしさを測る食味値ではコシヒカリを上回ることも。粘りが強く柔らかい食感で、冷めてもおいしく食べることができるためお弁当やおにぎりにぴったりです。
《こしひかり》
日本で1番愛される、甘みともっちりとした粘りが特徴の品種です。炊き上がったお米は一粒一粒が光り輝き、食欲をかきたてます。旨みのバランスもよく、そのままでもおいしく食べられます。
《ヒメノモチ》
もち米の一種で、もち米として有名なこがねもちの食味を引きついだ後継品種です。お餅にした時のきめの細かさや食感がなめらかでコシがあるのが特徴です。もち米の中でも比較的あっさりとしていて、お餅以外にも赤飯やおこわなどにも適しています。
《米粉》
上で紹介した《きぬむすめ》を細かく砕き粉状にしました。米粉で作ったパンやお菓子はもちもちとした食感になり、様々な料理に用いることができます。また、小麦粉と比べ油の吸収率が低いためてんぷらなどに使うとサクサク感が長持ちします。
☆三徳レンジャーの挑戦☆
➀米ぬか除草法(きぬむすめ)
米ぬかを撒くことで微生物の働きが活性化されます。それによって土壌表面が酸欠状態になり、雑草の発芽と成長が抑制されます。今年度はきぬむすめを育てている1.0反の田んぼ
に撒きました。
➁紙マルチを利用した栽培(特別米きぬむすめ)
今年度もは0.7反の田んぼで紙マルチを利用した栽培を試みました。紙マルチとは、原料に紙を利用したマルチシートです。田植え時に紙マルチを田んぼに敷くことで日光を遮断し、雑草の発生を抑えることができます。紙マルチは水田中の微生物によって少しずつ分解され、田植えからおよそ70日後には完全に分解されるので、環境にも優しいとされています。紙マルチを用いることで、雑草が減り農薬を使用せず栽培することに成功しました。
③チェーン除草法
今年は新たにチェーン除草にも挑戦しました。田植え後すぐにチェーンを引っ張ることで、土をかき混ぜたりチェーンに雑草をひっかけたりして除草しました。
これらの方法で雑草を減らし、今年もおいしいお米を育てることができました。
これからも三徳レンジャーは様々なことに挑戦し、鳥取のおいしいお米を届けていきます。
レンジャーの努力と希望がたくさん詰まったおいしいお米をかきこめっ!